AGA治療

AGA治療

AGAについて

AGA(エージーエー)とは「Androgenetic Alopecia」の略で、日本語に訳すと「男性型脱毛症」を意味します。成人男性の額の生え際や頭頂部の髪が、思春期以降に薄くなっていく状態で、日本全国に1,200万人いるといわれています。

AGAの主な原因として、一般的には遺伝性や男性ホルモンの影響などが考えられています。

AGAは日本人男性の場合、20歳代後半から30歳代にかけて著明となり、徐々に進行して40歳代以後に完成されます。25年前の男性型脱毛症の統計では、日本人男性の発症頻度は全年齢平均で約30%と報告されています。この発症頻度は現在もほぼ同程度と推測され、20代で約10%、30代で20%、40代で30%、50代以降で40数%と年齢とともに高くなる傾向があるため、気になり始めたときに病院を受診することをおすすめします。

AGA治療薬について

AGA治療薬として日本で認可されている薬はプロペシア(後発品あり)、ザガーロの2種類です。

1. プロペシア(一般名:フィナステリド)

2型5α―リダクターゼを阻害する効果のある内服薬です。世界60か国以上で承認されており、後発薬であるジェネリック薬品も発売されています。

2. ザガーロ(一般名:デュタステリド)

1型・2型5α―リダクターゼの両者を阻害する効果のある内服薬です。2016年6月に発売されました。

プロペシア、ザガーロはいずれも日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドライン2017年版で「薄毛治療に有効」の項目でA評価を受けています。

AGA治療の効果について

プロペシアを単独で内服した場合、1年間の内服で98%の人には効果が出るとされています。約6割の人は毛量が増え(著明改善・中等度改善・軽度改善と個人差はあります)、4割弱の人は現状維持となります。さらに、2年間プロペシアを内服すると、約7割の人の毛量が増え、3割弱が現状維持と、髪の毛が増えた人の割合が増えます。継続して治療を続けることで個人差はありますが、ほとんどの人に改善効果がみられるということになります。少なくともAGAの進行を止めることはできるので、治療開始時点よりも症状が悪化することは避けられると考えられます。

ザガーロは1型・2型5α‐リダクターゼの両者を阻害する薬剤であり、プロペシアよりも3倍ほどII型5α還元酵素を抑制する効果がある薬剤です。日本を含む国際共同試験の結果、中等度のAGA患者で、ザガーロ0.5mgを24週間内服した群は、プロペシア0.1mgを24週間内服した群と比較して毛髪数の増加がみられたというデータがあります。

またプロペシアは一般的に前頭部への効果は弱いといわれていますが、ザガーロは前頭部に強いとされています。プロペシアを服用しても治療効果が得られなかった人が、ザガーロを服用したところ改善したという論文もあります。
いずれも治療を中断すると本来の状態に戻ってしまうため、治療効果を得るためには継続して治療を続ける必要があります。

AGA治療のリスクと副作用

妊娠中の女性はプロペシアやザガーロに触れないよう注意が必要です

プロペシアやザガーロは男性ホルモンを抑制する作用があり、特に妊娠中の女性はプロペシアやザガーロに触れないよう注意が必要です。男児を妊娠している場合、男性ホルモンの抑制作用により外性器の発育に影響を及ぼす危険性があるとされています。

プロペシアやザガーロの副作用

プロペシアやザガーロは安全性の高い薬剤ですが、一部性欲の減退などの副作用の報告があります。プロペシアの国内臨床試験では、性欲減退1.1%、勃起不全0.7%との報告があります。

AGA治療の診察の流れについて

1. 予約

当院は基本的に予約制ではありませんが、自費診療については予約もできますので、お電話でご予約後にご来院ください。予約なしで直接ご来院いただいても構いません。自費診療となりますので保険証は必要ありませんが、初診の方は登録が必要ですので身分証明書をご持参ください。
※予約された場合でも来院時の混雑具合によってはお待たせすることがありますのでご了承ください。

2. 受付

予約の方は受付に予約時間とお名前をお伝えください。直接ご来院の方は自費診療希望とお伝えください。初診の方は問診表をお渡ししますのでご記入をお願いします。(過去にかかった病気やアレルギー、現在服薬しているお薬などについてです)

3. 診察

診察時に医師との面談で、現在の状態、気になる点、体調面などを確認します。初診時には安心して治療が継続できるように血液検査を行います。

4. 処方

薬は1か月分ずつ処方されます。診察後、診察室で直接お渡ししますので、薬局に処方箋を提出する必要はありません。

5. 定期通院

お薬がなくなる前に定期的に通院し、根気よく内服を継続することが重要です。再診時には副作用の確認、状態の変化などを相談しながら再度処方します。

AGA治療の費用について

AGA治療は保険診療ではなく自費診療となります。

名称 薬剤見本 メーカー 成分量 価格(税込)
フィナステリド aga_image001 沢井製薬 1mg 28錠4500円
ザガーロ aga_image002 グラクソスミスクライン 0.5mg 30錠10000円

※上記の他に診察料(1,000円)が別途かかります。